人の心をつかむ写真を撮りたい

こんにちわ！
制作部の双角です。
普段はAD兼Gデザインをさせていただいておりますが、
数年前にフリーランスで人物専門の写真家として活動していました。

その時に「良い写真を撮るためには良いカメラを使わないとダメなんですか？」
という質問をよく聞かれたのですが

その答えは「はい」であり「いいえ」です。

商業写真として良い写真を撮る場合は
様々な媒体で使えるように最低限フルサイズのカメラを使用したほうが良いと思います。
カメラだけではなくストロボやロケーション、メイクやスタイリストとの相性、
ADとのイメージのすり合わせの完成度など様々な要因が絡んできます。

しかしながら、人物撮影という特性上、「撮影者のノリが悪い場合もしくは態度が悪い場合」※一部雑誌撮影は除く
モデルの顔が曇る（たとえ相手がプロでも人間ですので…）ので、カメラやストロボ以前の問題で、全然良い写真が撮れなくなってしまいます。大御所の方でノリが悪い人も大勢いますが、それは違うアプローチでモデルさんや現場の雰囲気を変える技術を持たれていますのでここではスルーで（笑



何にせよ「人の心をつかむ」には
カメラなどの機材のスペックはひとまず置いておいて

「これいいなぁ」と思う表情を引き出せるように
自分自身の対話の方法やアプローチの仕方に重点を置いて撮影することで
現場の雰囲気がよくなってポジティブな写真は撮りやすくなると僕は考えます。



※写真と本文はあまり関係ありません（笑