ミーハー読書家おすすめ 一気読み必至本3選
Penseur
2017.09.08
こんにちは。
今年も月見バーガーがはじまり、秋の訪れを噛みしめているmapleです。
突然ですが私はミーハーです。ハヤリモノを追いかけるのが大好きです。
意味もなくコンビニに入り、お菓子の新製品をくまなくチェックします。
通勤時間中はNaverまとめやグノシーで情報収集し、YouTuberの動画を見てはなるほどふんふんfnfnfnfn!
とティーンズの気持ちを分かったつもりで満足顔を浮かべています。
じゃがりこは迷わず期間限定味。
行列のできるラーメン屋がものすごく気になる。
ふわふわパンケーキに心が躍る。
駆け出しのバンドを応援している自分に酔う。
実写が決まったマンガはLINEマンガで秒速で読む。
もちろんカフェではインスタ用の写真を撮り大量のハッシュタグをつけて投稿する。
ちなみに顔面偏差値の兼ね合いで自撮りポストはしない。(できない)
・・・・・。
そんな私にも子供のころから続いている長年の趣味があります。
ズバリ読書!こう見えて編集部らしい一面もあるのです。(今は月3冊ペースですが)
お察しの通り根がミーハーなので、本の選び方は「売れてるやつ」「平積みのやつ」「賞とったやつ」(笑)
しかし売れてるものには売れてるだけの理由がある。「アタリ」の確率がかなり高いのも事実です。
そこで!今回は読書アレルギーの方でも読みやすく、きっとお気に召すこと間違いなし
「ミーハー読書家mapleおすすめ、一気読み必至本」を3つご紹介したいと思います!
①阿部智里 八咫烏シリーズ
『烏に単は似合わない』『烏は主を選ばない』『黄金の烏』『空棺の烏』
人間の代わりに「八咫烏」の一族が住まう世界「山内」で繰り広げられる王宮ファンタジー。
いきなりシリーズもの(笑)
正直第一弾の『烏に単は似合わない』を読んだときは「ふーん」って感じだったんですが
第二弾、第三弾と読み進めるごとに超劇的!に面白くなります。
友情あり、冒険あり、夢を追う孤高な御子とその剣となる少年……
少年ジャ○プか?ってくらいの少年漫画的な面白さ。ページをめくる手が止まらん!
今続編で『玉依姫』と『弥栄の烏』が出てるけど、文庫化するまで待てるか怪しい……
ハードカバーで買ってしまいそう!
②辻村深月『かがみの孤城』
ある出来事を境に学校に行けなくなり、部屋にこもっていた主人公の目の前である日突然鏡が光り出した。
鏡の先の世界には、同じ境遇の中学生7人が集められていた。
「願いのかなう鍵」を手に入れるとき、彼らをつなぐ驚きの秘密が明かされる……
これは……良い……
5月に出たばかりの本。先週土日に読了しました。
鏡の世界で同年代の子どもたちと出会う、というファンタジックな設定ですが
「不登校」「スクールカースト」「家庭環境」という現代的なテーマにどんどん吸い込まれます。
不器用な彼女たちが徐々に心を通わせる姿に胸を打たれます。
辻村さんは少年少女の心の機微を書くのが本当に上手な作家さんで
誰もがかつては感じた「孤独感」「疎外感」を痛いほど表現します。
そしてそんな主人公が救われるとき、気づけば読み手も救われている…心が洗われます。
クリエーターの皆さんには現代版トキワ荘を舞台に描かれる『スロウハイツの神様』もおすすめです。
③高野和明『ジェノサイド』
人類滅亡の危機に、大統領が発動させた機密作戦の行方はいかに。
イラクで戦うアメリカ人傭兵と、日本で薬学を専攻する大学院生
まったく無関係だった二人の運命が交差するとき、人類の未来が彼らに託される!
今まで一番夢中になった本は?と聞かれると「ジェノサイド!」と即答できるくらい
本当に面白いです。寝食忘れるとはこのこと。スピード感、リアリティともに抜群です。
あり得ない設定なのに、あまりに緻密な描写に「もしやノンフィクションか…?」とググってしまうくらい
世界観の完成度が高いです。悪いこと言わないから一度読んでみてほしい。
ぜひ読んでください。
ハヤリモノの最も面白いポイントは、「なんで売れてるんだ?」を考えるところにあります。
商品そのものが良いのか、デザインか、それとも売り方か。
この流行りは社会の何を映してるんだ?世の中は何を求めているんだ?じゃあ次は何が流行るんだ?
そんなことを考えるのが楽しいから、ミーハー的購買はやめられない……
編集者たるもの「まーけてぃんぐ的思考」の素養もなくっちゃ!ですよね。
と、むりやり仕事につなげて終わる。
ではまた!
今年も月見バーガーがはじまり、秋の訪れを噛みしめているmapleです。
突然ですが私はミーハーです。ハヤリモノを追いかけるのが大好きです。
意味もなくコンビニに入り、お菓子の新製品をくまなくチェックします。
通勤時間中はNaverまとめやグノシーで情報収集し、YouTuberの動画を見てはなるほどふんふんfnfnfnfn!
とティーンズの気持ちを分かったつもりで満足顔を浮かべています。
じゃがりこは迷わず期間限定味。
行列のできるラーメン屋がものすごく気になる。
ふわふわパンケーキに心が躍る。
駆け出しのバンドを応援している自分に酔う。
実写が決まったマンガはLINEマンガで秒速で読む。
もちろんカフェではインスタ用の写真を撮り大量のハッシュタグをつけて投稿する。
ちなみに顔面偏差値の兼ね合いで自撮りポストはしない。(できない)
・・・・・。
そんな私にも子供のころから続いている長年の趣味があります。
ズバリ読書!こう見えて編集部らしい一面もあるのです。(今は月3冊ペースですが)
お察しの通り根がミーハーなので、本の選び方は「売れてるやつ」「平積みのやつ」「賞とったやつ」(笑)
しかし売れてるものには売れてるだけの理由がある。「アタリ」の確率がかなり高いのも事実です。
そこで!今回は読書アレルギーの方でも読みやすく、きっとお気に召すこと間違いなし
「ミーハー読書家mapleおすすめ、一気読み必至本」を3つご紹介したいと思います!
①阿部智里 八咫烏シリーズ
『烏に単は似合わない』『烏は主を選ばない』『黄金の烏』『空棺の烏』
人間の代わりに「八咫烏」の一族が住まう世界「山内」で繰り広げられる王宮ファンタジー。
いきなりシリーズもの(笑)
正直第一弾の『烏に単は似合わない』を読んだときは「ふーん」って感じだったんですが
第二弾、第三弾と読み進めるごとに超劇的!に面白くなります。
友情あり、冒険あり、夢を追う孤高な御子とその剣となる少年……
少年ジャ○プか?ってくらいの少年漫画的な面白さ。ページをめくる手が止まらん!
今続編で『玉依姫』と『弥栄の烏』が出てるけど、文庫化するまで待てるか怪しい……
ハードカバーで買ってしまいそう!
②辻村深月『かがみの孤城』
ある出来事を境に学校に行けなくなり、部屋にこもっていた主人公の目の前である日突然鏡が光り出した。
鏡の先の世界には、同じ境遇の中学生7人が集められていた。
「願いのかなう鍵」を手に入れるとき、彼らをつなぐ驚きの秘密が明かされる……
これは……良い……
5月に出たばかりの本。先週土日に読了しました。
鏡の世界で同年代の子どもたちと出会う、というファンタジックな設定ですが
「不登校」「スクールカースト」「家庭環境」という現代的なテーマにどんどん吸い込まれます。
不器用な彼女たちが徐々に心を通わせる姿に胸を打たれます。
辻村さんは少年少女の心の機微を書くのが本当に上手な作家さんで
誰もがかつては感じた「孤独感」「疎外感」を痛いほど表現します。
そしてそんな主人公が救われるとき、気づけば読み手も救われている…心が洗われます。
クリエーターの皆さんには現代版トキワ荘を舞台に描かれる『スロウハイツの神様』もおすすめです。
③高野和明『ジェノサイド』
人類滅亡の危機に、大統領が発動させた機密作戦の行方はいかに。
イラクで戦うアメリカ人傭兵と、日本で薬学を専攻する大学院生
まったく無関係だった二人の運命が交差するとき、人類の未来が彼らに託される!
今まで一番夢中になった本は?と聞かれると「ジェノサイド!」と即答できるくらい
本当に面白いです。寝食忘れるとはこのこと。スピード感、リアリティともに抜群です。
あり得ない設定なのに、あまりに緻密な描写に「もしやノンフィクションか…?」とググってしまうくらい
世界観の完成度が高いです。悪いこと言わないから一度読んでみてほしい。
ぜひ読んでください。
ハヤリモノの最も面白いポイントは、「なんで売れてるんだ?」を考えるところにあります。
商品そのものが良いのか、デザインか、それとも売り方か。
この流行りは社会の何を映してるんだ?世の中は何を求めているんだ?じゃあ次は何が流行るんだ?
そんなことを考えるのが楽しいから、ミーハー的購買はやめられない……
編集者たるもの「まーけてぃんぐ的思考」の素養もなくっちゃ!ですよね。
と、むりやり仕事につなげて終わる。
ではまた!