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いくつになっても「あてもん」に燃える

Penseur

2016.11.01

しおにゃん

抽選や景品プレゼントなど、世の中には運だめし系のイベントが多くあります。ちなみに大阪では

こういう類いのものを「あてもん」といいます。当てるもの、ってことですかね。東京では普通に「くじ引き」と

言っていました。ものへの姿勢に対する地域差が感じられます。

子どもの頃は近所の駄菓子屋で、ガムのあてもんをよくやりました。オレンジ色がハズレで赤や青なら○円分の

買い物ができる、というあれです。

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ボタンを押して下まで丸いガムが、落ちてくる1秒間に投じた10円がいくらに化けるのかという期待に胸を

膨らませてガムを凝視しておりました。とはいえ、大人の事情などもあって、そうそう当たりません。

このあたり付きガムですが、世相を反映してさまざまな種類があり、私が子どもの頃に大流行していた野球盤を

模したものや、インベーダーゲームが流行った頃はそれを模したものなど、子ども心をがっちりと掴んでいました。

(写真はスロットマシンですが…)

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駄菓子屋にはいろいろなあてもんがありましたが、一番公平性があると感じていたのがこれ。

「糸引き飴」です。当たりである大きな飴が目の前に見えているので、運がよければ当たる事間違いなし。

これまで数え切れないほど引きましたが、大きなパイナップルの飴が当たったのは1度だけです。

そもそもギャンブル運がないタイプのようです。

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先日、家の近所にある駄菓子問屋に行ってきましたが、これらはまだ現役で売られており、なんだかほっこり

しました。大人買いして自宅で延々引いてみようかと思ったのですが、まったく盛り上がらなさそうなので

やめました。

そして最近、当たりが出てうれしかった出来事が。

ファミリーマートのホットスナックコーナーのアメリカンドッグをよく買うのですが、串モノ数商品は

アイスのように焼き印での当たりつき仕様。いつも買うときに「当たり率は何%なんだろう」と考えていましたが、

どうせ当たるわけがないと思っていました。

 

だがしかし!

先日私にあてもんの神が降りてきました!

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まさか当たるなんて。

「マジか…」と自席で静かに叫んでしまいました。

大人になっても、かなりうれしいものです。

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もちろん、後日おいしくいただきました。

ごちそうさまでした。