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憧れの聖地へ…

Penseur

2016.08.23

しおにゃん

こんにちは、編集部の人です。

今日はちょっと趣味の話題をひとつ。

先日急に思い立ち、名古屋にある「リニア・鉄道館」に遊びに行ってきました。

実は新幹線好きの私にとって、ここは憧れの聖地。開館当初から行きたいと思っていましたが

なかなか機会に恵まれず開館5年経過したことし、ようやく念願が叶いました。

埼玉の「鉄道博物館」や大阪にあった「交通科学館」にもよく行きましたが、やはりここは聖地と

思える理由があります。

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それはやはりこれ、100系新幹線(センター)です。右端の0系も好きですが、やはり東京で一人暮しを

始めた頃に一番お世話になった新幹線車両であるこの形式は、格段の思い入れがあります。

一番の憧れだったのは、今となっては全廃されましたが、食堂車の存在。

それもこの100系には2階建て車両が2両連結されており、編成によっては2階部分に食堂車が

あるタイプがありました。

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それがこちら。食堂車の営業が終わってからは2階部分への立ち入りができなかったので、

15年ぶりくらいに実物の車両に入れました。広く取られた窓から景色を眺めて食べる食事は

一生忘れられない思い出です。

最近は出張で乗る新幹線ではコンビニ弁当が多いので、しばし見とれてしまいました。

食堂車以外にも100系にはカフェテリア車が連結されいる編成もあり、そこではデリカや

お弁当などを買って席で食べるタイプ。

バラエティが豊かだったため、実際はそちらの編成を好んで乗車していました。また、個室も

備わっており、それも今となってはいい思い出です。

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こちらは当時使用されていたメニュー。デザインが時代を感じさせますが、食堂車が全国の鉄道から

ほぼ消滅した今、ノスタルジーと憧れを感じます。

この後、300系車両が導入され、食堂車は姿を消し、軽食の販売コーナーのみという旅ではなく高速

移動を追求する時代に突入していきます。

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2013年初めをもって東海道新幹線からすべて姿を消した、「フラップ式ホーム発車標」も展示。

列車が発車するたびに「パタパタパタ…」と回転する音も旅情を感じさせてくれましたが、これも

今は昔のこととなりました。

現在建設中の中央リニア新幹線が開業すると、東海道新幹線からはのぞみタイプの速達型は

廃止され、「ひかり」「こだま」の設定になると言われています。

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LED表示になった今となっては、行先方向幕もデジタル化されていますが、やはり「ひかり」と

いう表示を見ると、気分が華やぎます。

最近は仕事でしか乗っていないので、今度はふらっと東京へ里帰りしようと思います。