Blog

最近の花火事情。

Penseur

2016.07.19

いわさ

やっとやっとの梅雨明け。
いよいよ夏らしくなって来ましたが、皆様気候の変化による体調にご用心ください。

小さい頃は、夏休みと言えば日が暮れると
近所の友達と毎日毎日、花火をしていましたが
いつの頃からか、手持ち花火に触れる機会がめっきりへってしまいました。

「花火」と言えば大きな花火大会。
それも悪くないですが、ここはあえての「手持ち花火」。

コンビニ等で売られている花火ではなく
大人のココロをときめかせる最近の「大人花火事情」を。

■fireworks
花火男子3名によってスタートした、とにかくスタイリッシュでオシャレな花火のセレクトショップさん。
コンセプトは大人が遊ぶための花火」。
夏限定の販売にこだわり、花火の質の良さや、デザインの美しさなどから、友人への手土産に、海やキャンプのお供に、さらに結婚式やイベントのノベルティとしても大人気。

火花の咲き方や花火の容姿、実体験での面白さや満足感などにより選定し、品質の高い花火だけを1種類ずつバラバラに販売。
花火を一つずつ吟味して選ぶことも楽しめる、まさに「大人の花火」のセレクトショップなのです。
花火への強い愛が感じられます。

02

カラフルで美しいビジュアル。
こころときめくパッケージ。
夏休みのお供にかかせないでしょう。

03

 

 

■筒井時正玩具花火製造所
手持ち花火の定番。「線香花火」。
しかし、これだけ定番の線香花火ですが、国産線香花火の製造所は日本でたったの3社。。。。

そんな、伝統の火を絶やすまいと、製造技術継承に力をそそぎ
福岡で日本の線香花火の火を守り続けている製造所さんです。
西の線香花火 スボ手牡丹
300年変わらない線香花火の原形です。線香花火はワラスボの先に火薬を付け、それを香炉に立てて火をつけて遊んでいたことが、始まりだと言われています。米作りが盛んな関西地方には、ワラが豊富にあったため、このスボ手牡丹は関西地方を中心に親しまれてきました。

04
東の線香花火 長手牡丹
昔なつかしい線香花火です。関西から伝わる際、関東地方では米作りが少なく紙すきが盛んだったため、ワラの代用品として紙で火薬を包んで作られました。そのため、この長手牡丹は関東地方を中心に親しまれ、その後、スタンダードな線香花火として全国に広がっていきました。
スボ手牡丹に比べて燃焼時間が長いのが特徴です。

05

線香花火筒井時正
とことん素材にこだわった新感覚の線香花火
火薬には宮崎産の松煙、紙は福岡県八女市の手すき和紙、
その和紙を草木染めで染色し、職人の手によって一本一本丁寧に縒り上げられています。

06
日本の伝統技術の光はこんなところにもあるんですね。
感動してしまいました。

是非、パッケージなどやらせて頂きたいです!

 

さて、肝心の「花火ができる場所」なんですが
最近では、ほとんどの公園などで禁止されています。

大阪府民の守り神といえば「太陽の塔」
そのお庭で、2016年7月29日(金曜日)から2016年8月21日(日曜日)まで
お祭り広場限定で手持ち花火が楽しめます。
※安全のため、打ち上げ花火やロケット花火など、手持ち不可の花火は禁止

07

 

今年の夏は、是非手持ち花火を楽しんでみてはいかがでしょうか?