残念な結果に終わっちゃう魅力的な人
Penseur
2014.10.10
こんにちは。パンスール制作の安田です。
最近、大阪から東京の事務所に移り、また新たな気持ちでグラフィックデザインという仕事に向き合っています。
東京に移って間もないですが、東京って「頑張ろう」という気持ちをなかなかに盛り上げてくれる街だと感じます。
頑張る人はどこにいても頑張るものですが、それにしても東京の空気は特別なものがあるように思います。
そんな東京の街で漠然と「頑張ろう」とおもった31歳です。
何かを頑張っている人はとても魅力的です。それで成功する人はいい人か嫌な人かは別として、
当たり前に魅力的だとおもいますが、結果が残念なことになる人もまた特別な魅力があるようにおもいます。
かなり唐突ではありますが「必死で頑張ったけど残念な結果に終わっちゃう人」を描いた映画を紹介させてもらおうと思います。
「残念な結果」というのはあくまで一般的にみてという意味ですが。
「ブギーナイツ」1997年 アメリカ映画
ポルノ映画を一生懸命に作る人たちの人間模様を描いたお話し。
ポルノ業界を描いてはいますが、ほとんどポルノの要素はないです。
一生懸命、不器用に生きる人たちを面白く描いていてすごいおすすめの映画です。
グラフィックデザイン、ファッション、音楽、キャッチコピーがとても素敵です。
「レスラー」 2008年 アメリカ映画
昔は人気のあったプロレスラーが20年経ってスーパーのアルバイト等をしながら孤独な生活を送る中で、
自分は“レスラー”で「リング」の上だけが自分の世界だと決意してもう一度リングに上がるために頑張るおじさんレスラーのお話。
昔の栄光をおもいながらうまくいかない今の自分を思い知ってそれでも頑張ろうと前を向く主人公のおじさんレスラーが人間味があってとてもいいです。
男性はきっと面白いと感じるとおもいます。
「ミリオンダラーベイビー」 2004年 アメリカ映画
孤独な女性プロボクサーと頑固で孤独なおじいさんトレーナーのお話。
すごいがむしゃらに頑張る女性プロボクサーの結末がすごい切ないですが
こんな風に一心不乱に何かに情熱をそそげたら、幸せな人生だろうなと思わせてくれる映画です。
「めぐりあう時間たち」2002年 アメリカ映画
頑張るというより、生きていくことに苦しむ女性作家とそれに関係する人々のお話し。
頭がよくて人より繊細な人は生きていくのが大変なんだなと感じる映画。
映像もストーリーもとても綺麗です。
以上、観たことがなくて興味がわいた人はどうか観てみて下さい。