WEB入門講座②
Penseur
2015.09.14
今回第2回WEB入門講座では、「サーバー」についてです。
よく「サーバ」という言葉はいろいろな場面で使われていますが、
この言葉自体が定義が幅広い為、なんとなく使っていると思わぬ誤解を生んだり、
チンプンカンプンな人と思われたりすることがあります。
「どこのサーバー借りてます?」
「サーバー落ちてません?」
「サーバーなに使います?」
「アプリケーションサーバーはどうします?」
上記のような言葉が会話に出てきた場合に、すぐその様子が頭に浮かべばいいのですが、
正直なかなか難しいと思います。
特にエンジニア経験が長い人と話す時などは、細かい説明は省略して、上記のような言葉だけ言われたりするので、
これではWEBに対するリテラシーの浅い人が理解しろって方が無理ってものです。
先に説明しておくと、
「どこのサーバー借りてます?」・・・ハードウェアとしてのサーバを指している(この場合だとレンタルサーバ)
「サーバー落ちてません?」・・・ソフトウェアとしてのサーバ(WEBサーバ)の状態を聞いている(サービスが停止している状態)
「サーバーなに使います?」・・・この場合はソフトウェアとしてのサーバ(WEBサーバ)の種類を聞いていると思われる。(例:Apache、Nginx)
「アプリケーションサーバーはどうします?」・・・この場合はソフトウェアとしてのサーバ(アプリケーションサーバ)の種類を聞いている(例:Tomcat、Microsoft Internet Information Services (IIS)、WebSphere Application Serverなど)
なんかすでに十分ややこしいですね・・・。
とりあえずサーバを大別する際に、大きくは「ハードウェアとしてのサーバ」と「ソフトウェアとしてのサーバ」に分かれます。
(ハードウェアとしてのサーバ)
【物理サーバ】
・共用サーバ・・・一般的にレンタルサーバと言われるもの。
・(レンタル)専用サーバ
【仮想サーバ】
・VPS (Virtual Private Server) ・・・仮想専用サーバ。
・パブリッククラウド・・・クラウドサーバ(AWS、さくらのクラウド)
(ソフトウェアとしてのサーバ)
Webサーバー・・・ Webサイト、ページの表示(Apache、Nginx)
メール サーバー・・・メールの送信/受信
DNSサーバー・・・ホスト名,IPアドレスの変換
DHCPサーバー・・・動的なIPアドレス配布
データベースサーバー・・・データの参照、登録、更新など
ファイルサーバー・・・ファイルの共有
プリンタサーバー・・・プリンタの共有、印刷
アプリケーションサーバー・・・各種業務アプリケーションサービス(Tomcat、IIS)
おおざっぱですが上記のような感じです。
実際のWEBサイトの構築の流れで言うと、
①サーバを契約する
②契約したサーバにWEBサーバー(Apache、Nginx)をインストールする。
③ミドルウェアをインストールする(PHP、データベース、IPtables、SSLなど)
④ユーザの作成と権限の設定
⑤各種初期設定
⑥WEBサイトの制作開始〜!
という感じなのですが、実際のところレンタルサーバ(XServer、さくらなど)借りると、
上記の①〜⑤まで終わってたりするので、もうレンタルサーバ借りたら、すぐWEBサイトのデザイン開始になってたりしますね・・・。
でも、レンタルサーバだといろいろ制限があって、
実はサーバの設定でいろいろ便利なことができるのに、もったいないって場面があります。
が、ちょっと長くなりそうなので、次回にまた書きます。
ご購読ありがとうございました!
よく「サーバ」という言葉はいろいろな場面で使われていますが、
この言葉自体が定義が幅広い為、なんとなく使っていると思わぬ誤解を生んだり、
チンプンカンプンな人と思われたりすることがあります。
「どこのサーバー借りてます?」
「サーバー落ちてません?」
「サーバーなに使います?」
「アプリケーションサーバーはどうします?」
上記のような言葉が会話に出てきた場合に、すぐその様子が頭に浮かべばいいのですが、
正直なかなか難しいと思います。
特にエンジニア経験が長い人と話す時などは、細かい説明は省略して、上記のような言葉だけ言われたりするので、
これではWEBに対するリテラシーの浅い人が理解しろって方が無理ってものです。
先に説明しておくと、
「どこのサーバー借りてます?」・・・ハードウェアとしてのサーバを指している(この場合だとレンタルサーバ)
「サーバー落ちてません?」・・・ソフトウェアとしてのサーバ(WEBサーバ)の状態を聞いている(サービスが停止している状態)
「サーバーなに使います?」・・・この場合はソフトウェアとしてのサーバ(WEBサーバ)の種類を聞いていると思われる。(例:Apache、Nginx)
「アプリケーションサーバーはどうします?」・・・この場合はソフトウェアとしてのサーバ(アプリケーションサーバ)の種類を聞いている(例:Tomcat、Microsoft Internet Information Services (IIS)、WebSphere Application Serverなど)
なんかすでに十分ややこしいですね・・・。
とりあえずサーバを大別する際に、大きくは「ハードウェアとしてのサーバ」と「ソフトウェアとしてのサーバ」に分かれます。
(ハードウェアとしてのサーバ)
【物理サーバ】
・共用サーバ・・・一般的にレンタルサーバと言われるもの。
・(レンタル)専用サーバ
【仮想サーバ】
・VPS (Virtual Private Server) ・・・仮想専用サーバ。
・パブリッククラウド・・・クラウドサーバ(AWS、さくらのクラウド)
(ソフトウェアとしてのサーバ)
Webサーバー・・・ Webサイト、ページの表示(Apache、Nginx)
メール サーバー・・・メールの送信/受信
DNSサーバー・・・ホスト名,IPアドレスの変換
DHCPサーバー・・・動的なIPアドレス配布
データベースサーバー・・・データの参照、登録、更新など
ファイルサーバー・・・ファイルの共有
プリンタサーバー・・・プリンタの共有、印刷
アプリケーションサーバー・・・各種業務アプリケーションサービス(Tomcat、IIS)
おおざっぱですが上記のような感じです。
実際のWEBサイトの構築の流れで言うと、
①サーバを契約する
②契約したサーバにWEBサーバー(Apache、Nginx)をインストールする。
③ミドルウェアをインストールする(PHP、データベース、IPtables、SSLなど)
④ユーザの作成と権限の設定
⑤各種初期設定
⑥WEBサイトの制作開始〜!
という感じなのですが、実際のところレンタルサーバ(XServer、さくらなど)借りると、
上記の①〜⑤まで終わってたりするので、もうレンタルサーバ借りたら、すぐWEBサイトのデザイン開始になってたりしますね・・・。
でも、レンタルサーバだといろいろ制限があって、
実はサーバの設定でいろいろ便利なことができるのに、もったいないって場面があります。
が、ちょっと長くなりそうなので、次回にまた書きます。
ご購読ありがとうございました!