Ah～...永遠に君だけを守るから～

こういう感じの歌詞の曲を、ファンキーモンキーベイビーズが良く歌っていたイメージで、この永遠っていうのがあんまり長い時間ではないことを、週刊女性のゴシップ情報で知りました。

 

じゃあこの永遠と似た、無限ってどのくらいの時間を指すのか。

以前、寺の息子で仏教系の大学を卒業した友人から教えてもらいました。

（仏教的な意味で言うところの）無限とは、

四十里立方（約160km）の大岩に天女が三年（百年という説もある）に一度舞い降りて羽衣で撫で、その岩が無くなるまでの長い時間（諸説あります）

だそうです。スケールでかすぎて面白いですね。

 

最近仏教にはまってます。ぴょんすです。

 

先日、京都の金戒光明寺というところに、かわいい仏像があるというので行ってきました。



 

アフロ大仏です。

このちょっと間抜けでかわいいビジュアルが人気を集め、アフロクリアファイル、アフロポストカード、アフロストラップ、アフロこんぺいとう等々、いろんなグッズが販売されていて、商売っ気がありすぎて面白かったです。

が、もっと面白いのが、このアフロヘアーの由来です。

この仏像は、「五劫思惟阿弥陀仏」　という形式にあたります。

この「劫」というのが、さきほどの無限を指すのですが、

この無限、

「四十里立方（約160km）の大岩に天女が三年（百年という説もある）に一度舞い降りて羽衣で撫で、その岩が無くなるまでの長い時間」（諸説あります）

を五回繰り返す期間、もろもろの衆生を救わんとただひたすら思惟をこらし修行した結果、

このアフロヘアーになったそうです。

面白いですね。めっちゃかわいいですね。ほかになんかあったやろ。ってなりますよね。

弊社のデザイナー、M崎君も、散髪を長期間しなさ過ぎてヘルメットみたいな髪型になってみんなから弄られてましたけど、それよりもかわいいですね。

 

ちなみに、仏教の開祖、ゴータマ・ブッダが悟りに至るまでに費やした時間は、

「四阿僧祇百千劫（もしくは、三阿僧祇百劫）」（諸説あります）

だそうです。

「阿僧祇」というのは、10の140乗のことをさすので、「四阿僧祇百千劫」とはつまり、

 

「四十里立方（約160km）の大岩に天女が三年（百年という説もある）に一度舞い降りて羽衣で撫で、その岩が無くなるまでの長い時間」（諸説あります）

を　（１０の１４０乗）×４+１０００００回くりかえした期間ってことになるんでしょうね。

 

仏教、スケールでかすぎてやばいですね。