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四十にして惑わず

Penseur

2017.05.29

魚か

本日、不惑の年を迎えました。
その昔に孔子というお偉い方が仰ったそうですが、嘘というか、
ちょっとええかっこしすぎなのではないかなと思ったりしています。

惑い戸惑いを繰り返すこの毎日で、どうすればそんな心境になれるのか。

もし本当にそうなら、孔子さんが偉い人だからじゃないかな、という結論に達しそうです。達しました。
彼自身も論語で「私は~」と主語をしっかり設定しているので
彼のような選民だけが辿り着ける特別な境地だと思います。
だから決して不惑の主語は人間ではない‼
人間、四十にして惑わず。だと、世の中の四十歳はみんな惑わないことになります。
それが事実に即していないことは周囲を見渡して各自ご確認下さい。

しかし物事には必ず例外というものがあって、孔子さん程ではなくても惑わない人もいます。

佐藤琢磨、日本人初のインディ500優勝 「信じられないほどの感激」

20170529-takumasato
2002年、HONDAの秘蔵っ子として彗星の如くF1デビュー。
その頃のホンダにはセナプロ時代の輝きはなく
F1自体も複雑なレギュレーションで迷走気味という
マシンにも時勢にも恵まれているとはいえない環境下で
唯一の日本人ドライバーとして孤軍奮闘。
表彰台に立ったこともありますが、紆余曲折の末、2010年よりインディーカー・シリーズに参戦。
良い時もそうじゃない時も、驕ることなく腐ることもなく
周囲の評価を押し返して日本人初の快挙達成‼

彼も今年四十歳。不惑の年です。
19歳からモータースポーツを初め、早稲田大学を中退してプロの道へ。
この時から既に不惑だと思うのは僕だけでしょうか。

佐藤琢磨は走りも生き方もカッコいい大好きなドライバーの一人です。
そんな彼の活躍するインディーカー・シリーズはCS放送で見ることができ
当該エリアの方は弊社クライアントでもあるベイコムさんでご覧頂けます。
惑うことなく、日本人初の世界チャンピオンを応援しましょう‼