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エクストリームスポーツの秋

Penseur

2016.10.19

Eagle

秋晴れの心地よい季節になりましたが、
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

 


秋は好きです。
夏バテで大打撃を受けた胃腸が回復し、ご飯を美味しくいただけますし、
帰り道に見上げる、空気が凛と澄んだ星空は感慨深いものがあります。

秋の爽やかな空気は、新しいことを始めるのにも向いていますね。
読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋…とありますが、
夏の方が向いているのでは?と思う大会が、先日白浜の三段壁で開催されました。

その名も「レッドブル・クリフダイビング・ワールドシリーズ 2016」第8戦日本大会

簡潔にいうと、飛び込み台から海や湖に飛び降り、技術を競うスポーツのようです。
室内のプールに飛び込むのとは違い、景色を楽しめる(着水まで3秒)のは楽しそうですが、
落下スピード約85km、着水にかかる負荷が5Gという
非常にエクストリームかつエキサイティングなところを考えると競技人口は限られそうですね。
ネット配信で男子の決勝を見ましたが、まさに崖の上からのダイブ。
日本人は出ていませんでしたが、激しい着水音にも負けない歓声で盛り上がっていました。

 


レッドブルは飛び込み以外にもモータースポーツや格闘ゲームなど、様々な大会を世界で開催しています。
その中でも私が一度は見に行ってみたい大会は「レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ」
お察しの通り飛行機の大会です。

12名のパイロットが世界各都市で開催される全8戦を通じて
ワールドチャンピオンシップのタイトルを争います。
曲技飛行用のプロペラ機を駆使して、障害を避けながら最速タイムを競うエアレースは
最高時速370km、最大負荷10Gという過酷な空中タイムトライアル。
まさに「空のF1」!(^o^)
飛行機の性能はもちろんパイロットの操舵技術や集中力が重要です。

今年の6月千葉で開催された大会では、唯一の日本人パイロットである室屋義秀さんが初優勝!
しかし、10月15日・16日にラスベガスで開催されるはずの決勝戦は強風でキャンセル…
延期日も強風でキャンセル…飛べずに終わったシーズン最終戦…。
室屋さんは最終6位でした。

フレンドシップデーで一度室屋さんの演技を拝見したことがありますが、
雨空の中、自由自在に空を飛び回る飛行機はラジコンかと見紛うほどでした。
自分の想い通りに動かせるのは、本当に楽しいでしょうね。
来年も是非日本で飛んで欲しいです!
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朝夕冷え込んできましたので、 
体調に気をつけながら秋の夜長を楽しみましょう。

秋空に映える飛行機に思いを馳せながら。

かしこ