Blog

Frankie’s Christmas

Penseur

2016.12.14

ぐっちゃん



どうも、ここ最近の楽しみは、メレブの新しい呪文、東京制作部ぐっちゃんです。これが僕の今年最後のブログになりそう、というわけで、最後は僕が、勇者ヨシヒコを観ていて、とてもいいなと思ったCMのお話でもしましょうか。

そう、デザイナーが毎日お世話になっているマシンのメーカー、AppleのCMです。テロ・戦争・差別、アメリカだけでなく世界中で起こっている混乱を受けての、一企業としてのアンサー。明確なメッセージ。

「心を開こう、誰にでも」

あまり物事に感動する性格ではないのですが、感動しました。「良い」この一言に尽きます。地上波で見るのはこれのショートバージョンですね。
CMはこちら ▶ Apple – Frankie’s Christmas

そんな僕が、好きなマンガがあります。
「聖☆おにいさん」
荒川アンダーザブリッジで有名な中村光さんの作品で、立川でイエス・キリストとブッダが共同生活を送る、という設定の、ぶっ飛んだマンガですが、オモシロイんですよコレ。キリスト教や仏教ネタがてんこ盛り、面白おかしく、二人の共同生活が描かれます。元ネタを知っていればいるほどオモシロイこのマンガ。熱心な信者の方が観たら怒られるんじゃないかと心配になりますが、そんなことはどうだって良いんです。

「心を開こう、誰にでも」

違いはあって当たり前、それを否定せず認め、まるっと包み込む包容力。そんな壮大なテーマがこの漫画に存在するのかどうかは定かではありませんが、面白おかしく、嫌な気持ちにもさせずに楽しませてくれるこの漫画もまた、素晴らしいですね。くしくも、あるアーティストの歌の中にもこんな歌詞が出てくるのです。

「ひとつにならなくていいよ 認めあうことができるから」

あ、Mr.Childrenでした。この曲もまた僕のフェイバリットソング。なんと公式でMVを公開してくれていますよ!

掌 -Mr.Children

価値観も理念も宗教も、一つにならなくていいと力強く叫ぶこの歌。認め合えること、大切ですね。今日紹介したCM・マンガに通じる、Mr.Children史上に残る名曲です。これもまた、こうありたいと思える、僕の指針でもある音楽でした。

さて、オチはミスチル。いい感じになってきたところで、また来年!

早いですが、良いお年を!