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人間もアイデアも、結局は中身が大事。

Penseur

2016.10.24

MT


少しずつ秋らしくなっている10月の今日この頃。
風邪が流行りはじめているようですが、いかがお過ごしでしょうか。

先日、専門学校時代の友人の結婚式に行ってきました。
彼はグラフィックデザイナーとして福岡で活躍しており、私の広告賞仲間でもあります。
式にはお世話になっているのであろう広告代理店D社やH社の方も来ており、
上司からのビデオレターには「浮気はカルチャー」的な名言を残した有名人も出演しておりました。

スピーチをされる方はみなさんメモも読まずにペラペラと話しており、すごいなーと思っていたところで、友人スピーチが始まります。

そう、私がスピーチをしました。
懐からおもむろに、メモを取り出して。

しかしメモは大事ですね。とくに前に出て話するのに慣れていない人間にとっては。
おそらくメモがなければ、「おめでとうございます」しか言えなかったと思います。
おかげで不思議とあまり緊張せずに、友人に向けてメッセージを送ることができました。
6年ぶりに再会した恩師からは「他の人よりよかったよ。友情っていいね」と握手をしていただき大変うれしかったです。

帰りの新幹線の中で改めて思ったのは、結局は中身だなということ。
どんなに稚拙でも、みっともなくても、いい内容であれば、ある程度評価してくれるのだなと思いました。
おそらくコンペでのプレゼンもそうではないでしょうか。
プレゼンが下手でも、企画書がダメでも、アイデアがしっかりしていれば大丈夫だと。
もちろんプレゼンがよくて、企画書もよくて、アイデアもいいのがベストだとは思います。
ただし、根幹であるアイデアがダメで、それを取り繕うために企画書やプレゼンで挽回しようとするのは違うかなと…。

でも、プレゼンは上手になりたいですね。
いかに自分の話に集中してもらえるか…難しいです。
将来、また結婚式でスピーチを頼まれたときのために、今から考えておきたいと思います。
どんなに素晴らしくても、新婦の手紙にはかなわないのですがね…。